² Nippon Retro

今年はレトロ部門の全プログラムが、今映画祭の重点テーマ、STORIES OF YOUTHを焦点として上映されます。本プログラムは、5つの異なる年代からの若者の成長と青春の物語、8作品で構成されています。ヌーヴェルヴァーグの巨匠大島渚監督のデビュー作である『愛と希望の街』(1959)や、成瀬巳喜男監督による『秋立ちぬ』(1960)などの隠れた名作が含まれています。戦後日本の子供時代をネオリアリズムに近い表現で描き出した、小栗康平監督の『泥の河』(1981)から、超現実的に記憶の万華鏡を映し出した寺山修司監督による『田園に死す』(1974)まで、多様な作品が並んでいます。本部門の回顧上映では、国際交流基金の東京のアーカイブからアナログフィルムを上映します。


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